今日のおっさん酒場の旅は五反田駅西口を出て徒歩3分のかね将。五反田というだけでもうおっさん酒場偏差値が非常に高い香りがぷんぷんしますよね。多くのお客さん(おっさん率80%)で賑わっていて、満席でも回転がはやいのでちょっと待てばすぐに入れます。
間接照明なんか一切ない、この蛍光灯バリバリ、背もたれなしの丸いす、テレビ・扇風機装備、いたるところに焼酎の瓶。大合格です!
カウンターに座ると目の前には手書きの居酒屋定番メニューが並びます。なんなんでしょうね、この手書きメニューのそそる感って。(黒板に書いてあるものは特に!)「い、いましかないのかな!」なんてちょっと焦っちゃったりします。
イチオシはこのつくね。お店の手作りということで、やさしい味わいと何よりも肉汁がじゅわ〜!!!っと口いっぱいに広がります。ちょっとだけ感じるコリコリ具合も絶妙。
今宵の隣のおっさんはひとりでお酒を楽しんでいました。
「60歳過ぎてからはちゃんと会社に行かなきゃって前より思うようになったからね、酔いすぎないようにホッピーの中を入れるのは1回だけ。あとはホッピー(外)だけ飲んでるんだ。僕は黒が好き。美味しいよ!この店は週に1回しか来ないから他の人に比べたら全然だと思うよ〜。五反田には行きつけが3軒あるからそこを順にまわってるんだ」
そう言ってホッピーが空になったところでお帰りに。笑顔がかわいいおっさんと美味しいお酒、いただきました。