いとしの怠けんぼ:せっかく早く帰れたのに!


本日帰宅21時半頃
夫状態→車で迎えに来る

せっかく早くに会社を出られた日。そんな日に限って、停電で電車が大幅遅延。ひと駅ごとに発車を見合わせている状況なので、別の線に振り替ることにした。

別の路線の駅なら、週末に車で出掛けるときに通りかかったことがある。多分そこの駅から家まで、車で15分くらいだろう。容赦なく、夫に電話をかける。 事情を話すと、少しめんどくさそうな声色だが、了承してくれた。おまけにどこの駅で降りるのがベストか、調べてくれた。

せっかく早く帰れたのに!と嘆くと「いつもそう」と一言返ってきた。言わなければよかった、空気の読めない嫁だ。

指定された慣れない駅で降りると、どこか見たことのある交差点。落ちたけど、第一志望だった大学がある駅だった。入学試験の為に、ここへきたことがあった。交差点に面したこのコンビニで、DARSとWANDA買ったなとか。もう10年以上も前。 その駅に、夫が私を迎えにやって来る。

「フィットネスジムの方向に歩いて、横断歩道は渡らないで」

夫の指示はふわっとしていて大体わからない。それってイコール「コンビニの前」って言えば良くない?って話。いつもならイラっとしてしまうこの瞬間、今日は穏やかにやり過ごす。

あとは「わざわざ遠いところまで迎えに来てくれて、ありがとう」 そう言うだけなのに、なかなかその言葉通りには言えない。

今日もごめんなさい、ありがとう。
おやすみなさい。

[Credit Title]
文:安倍すゑ / イラスト:森香織 /

安倍すゑ

安倍すゑ

ライター。働く女、新妻すゑでございます。

森香織

森香織

ねことビールと休日がすき。
http://www.morikaori.com/

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