販売期間も終わったし、もうそろそろ言ってもいいころかなって思うビス子です。私牛丼好きだし、吉野家も大好きだけど、今夏の吉野家さんの期間メニューってちょっとあんまりだなって思ったんです。
それが吉野家の『麦とろ御膳』。吉野屋いわく、この夏300万食を突破したそうなので、きっと私以外は大満足だったはず。だから許してくださいね。
写真は麦とろ御膳シリーズの牛皿。もうひとつウナギ御膳もあります。名前から想像できる通り、すり下ろしたトロロと牛皿かウナギの蒲焼きがついたものです。夏限定のヘルシーメニューってところですね。
麦とろって麦ご飯とトロロでちょっとお醤油たらして、ずるるーって食べるのが美味しいですよね。たまに麦のプチっとはじける音があったりして。でもこの麦ご飯、よーく見てください。わかります? これ麦ご飯じゃないんです。
麦ご飯じゃなくて「麦 on theご飯」。白飯の上に麦飯をのせただけのものなんです。これ食べてみるとすごい興ざめ。吉野屋いわく、この夏300万食突破の人気メニューなので、興ざめしたのは1/300万ですよね、きっと。
麦飯の炊き方として、白米と麦を別々に炊いたっていいのかもしれません。けれど、それならちゃんと混ぜて欲しい。麦の層を食べたいわけでも、白飯の層を食べたいわけでもないのに。普通は麦飯をふりかけた白飯を麦飯って言わないです。なんだか衣と豚を別々で揚げて横着したのに、それでもトンカツって言い張ってるみたい。
もしかしたらファーストフードチェーンにそんなもの求めるな! って言われるかもしれないけど、Webサイトでこだわりとか家族利用とかアピールしているのなら、手抜きが見えるのはなんだか悲しい気がします。
来年は気持ちも満足できる麦とろ御膳になるといいなぁ。