フリーライス伝説、炊飯部のフリースタイル炊飯物語

ニューオリンズの街角で誰かが楽器を鳴らせば、いつの間にかジャズセッションが始まります。

炊飯部の周辺で誰かがお腹を空かせれば、いつの間にかフリーライスが始まります。

この日のフリーライスはいつもの編集部とは違うフロアで。炊飯器と米さえあれば、あとは思い思いにフリースタイルでやるのがフリーライスの流儀です。

ふりかけ? 塩辛? 佃煮? 刺身? よう、そっちはどんなだい?

ああ、久しぶりに金が入ったから、イカ天ダブルだ。玉子もあるぞ。

なんだか、ずいぶん豪勢じゃないか。危ない橋でも渡ったのか?

なあに危ない橋はお互い様、いつものことさ。たまたま金払いのいい客だったのさ。仕事は選ばねえ。


へい、アタイの分はあるのかい?

たんまりあるさ、なにせ一升炊きだ。好きにやるがいいさ。

いつも悪いね、今月はカツカツさ。

よう、マダム。それじゃフリーフリカケと洒落込もうじゃないか。なあに遠慮はいらねぇ。

ダンナ、話がわかるじゃない? 今度お店に来たらサービスしてあげるから。

そりゃ楽しみだ。フリー様々だな、あっはっは!

……、外苑前の片隅でそんな声が聞こえたら、あなたの近くで炊飯部のフリーライスが始まってるかもしれません。

フリースタイル、フリーライス、メシ食って笑ってりゃ幸せさ♪

津田 啓夢

津田 啓夢

エディター。0歳で単身渡娑婆。一喜一遊、 一期は夢よただ狂え。ワクワクを食べて生きる人。演劇→写真→アート→メディア。企画、編集、動画、執筆&撮影、イラストのほか、イベントや広告企画なども幅広く手がける。趣味は手ぬぐい集め(地味)。

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