石田ゆり子『Lily ――日々のカケラ――』:本とのこと。

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最近読んだ本についてサクッと語る『本とのこと。』。今回は石田ゆり子さんの『Lily ――日々のカケラ――』をお届けします。ベストセラーとなった本書は、女優として知られる石田ゆり子さんのフォト&エッセイ。いわゆるタレント本とは異なるちゃんとした本でした。

気に入ったポイントは3つ。

  • 大切な暮らし
  • 文章がきれい
  • みんな彼女が好きになる

石田ゆり子さんは身の回りのものを大切に、そして丁寧に暮らしているんだな、それがじんわり伝わります。華美なところがなく、生活スタイルも決して押しつけがましくないんです。

私はこんな風に暮らしていて、そしてわりと楽しくやっています。彼女がすごく身近に感じるところはいわゆるタレント本なんだけど、暮らしぶりは決して派手でなく、力みが少ないのでスッと頭に馴染んできます。48歳の大人が書いてる感じがします。

また、文章自体もとてもシンプルできれい。おそらく、書くこと自体が好きなんだと思います。変にこねくりまわすことなく、自然な様子。ゴーストライターかもしれませんが、いいライター抱えているね! と思えるかも。

読後、みんな彼女を好きになるはず。大人で、自分のスタイルが確立していて、知性を感じ、けれど少女のような茶目っ気がある。本書では彼女の恋や仕事への考えなんかも見えて、きっとトリコにならない方がおかしいんですw

津田 啓夢

津田 啓夢

エディター。0歳で単身渡娑婆。一喜一遊、 一期は夢よただ狂え。ワクワクを食べて生きる人。演劇→写真→アート→メディア。企画、編集、動画、執筆&撮影、イラストのほか、イベントや広告企画なども幅広く手がける。趣味は手ぬぐい集め(地味)。

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