退職エントリの書き方

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仕事を辞めたらやはり退職エントリをしたためたいですよね。ここでは退職エントリの書き方を解説します。

上記のサイトでは退職や転職、入社に関するブログ投稿がまとめられています。ざっくりそれらの傾向を見ていくと、大まかな退職エントリの流れがわかります。だいたい以下のような構成です。

  • 退職や転職、入社した報告
  • そもそも前職で何をやっていたか
  • 前職のよいところ、いまいちなところ
  • なぜやめたか? 前職への感謝の言葉と共に
  • これから退職する転職する人へのアドバイス
  • これからのこと抱負
  • Amazonの欲しいものリスト公開

この流れに沿って書いていくとだいたいそれらしくなるので、今すぐにでも書きたい方はこのままどうぞ。

時間に余裕がある方は、少し大義について考えてから執筆した方がいいかもしれませんよ。さて、あなたはどうして退職エントリを書くのでしょうか。それは、あなたの退職エントリが読者の将来に役立つ可能性がある、ということではありませんか?

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自分の経験が少しでも誰かの参考になれば! そんなモチベーションで執筆すると、第三者を相手にした文章になりやすいはずです。本音では自尊心を充たしたいとか、実はブログのPVを上げたいとかであっても、書く上で受け取り手を意識すると話に具体性が出てくる上に、言葉が平易になるものです。

では実践。前述した構成要素を小見出しに据えて、もう少し内容をつめていきましょう。

▼退職や転職、入社した報告

冒頭に必要なのは一言で言えるこのエントリの内容です。

「先日、○○を退職しました」「5月から○○で働いています」といったようなシンプルな書き出しだと読みやすいでしょう。また「私事ではありますがこのたび……」のようなかしこまったものは、真面目さが伝わる一方、文章が重たく見えるので避けた方がいいと思います。

反対に「どひゃー、こんち!こんち!実はアッシ、この前会社辞めてみたんすニョホホ」といったように、日頃の文章のトーンからかけ離れたものも避けるべきです。さては心をやっちゃったか!? と必要以上に心配させてしまうかもしれません。日頃からそんな文章を書いている人だけにゆるされると思ってください。

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▼そもそも前職で何をやっていたか

導入部に続き、ここでは前職での主な担当業務を書きましょう。あなたをより詳しく知ってもらうために具体的な方がいいと思いますが、このパートがあまり長いと、全体の文章量が多すぎるはずです。主だったところ2つ3つくらいがいいんじゃないでしょうか。

たとえば「主に運搬業務とシステム構築を担当していました。川原の石を運び積み上げ石山を築き、上長がそれを崩す、そんな仕事です。」だけでもいいですし、ここでより成果を強調してもいいかもしれません。

「主に運搬業務とシステム構築を担当していました。川原の石を運び積み上げ石山を築き、上長がそれを崩す、そんな仕事です。上長からは崩しがいがあるとありがたい言葉もいただいていました」。成果を強調する場合も、多少謙虚に見えた方が退職エントリには向いています。あまり強く主張するとオラついた感じに見えるので。

▼前職のよいところ、いまいちなところ

ここでは仕事する上でよかったポイントや、あなたの前職で働きたいと思っている方のために参考になることをまとめましょう。良い仲間に恵まれたとか、働きやすい環境だったとか、その手の話です。

働いていれば、いまいちだった点も目につきますよね。しかも転職したのですから、不満がたまっていたのかもしれません。しかし、退職エントリはそうした不満のはけ口でよいのでしょうか。ここで退職エントリを執筆する上での大義名分に立ち返ってみましょう。いまいちなポイントも誰かの参考になるように書けていますか?

どうしてもダークサイドに落ちてしまいそうなら、そちらは飲み会やSNSで心境を吐露した方がいいかもしれません。退職エントリな残すため、SNSは瞬間芸の消える言葉と使い分けるのも1つの手です。ネットにあまりネガティブなことばかり書き込むと、世間が目を背ける怪物「心境トロル」に食べられちゃいますよ。

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▼なぜやめたか? 前職への感謝の言葉と共に

退職の理由はさまざまですが、退職エントリに求められる退職理由はポジティブなものがほとんどです。それもそのはず、辞める決断をした会社に不満を漏らしても改善されませんし、仮に改善されたとしても、残念なことにあなたはもうその会社の人ではないのです。

感情的な言葉は仮にそれが非難であっても、美しく面白くあらねばなりません。そうでなければ、飲み屋さんでいただける定番メニュー「愚痴」になってしまいます。愚痴はお酒のアテとしては重宝されていますが、あまりに漬かりすぎている愚痴は酒吞みだって嫌がりますよね?

退職エントリは残すために書くものです。前夜の酒と愚痴は翌日に持ち込まないのは大人のルール。退職理由は自分と会社の希望や期待のずれ、またご自身の将来に向けてステップアップにつながる部分にフォーカスしましょう。

このパートは退職エントリのもっとも重要なコンテンツ部分です。手厚く書いた方が読者が楽しめると思います。

▼これから退職する転職する人へのアドバイス

さて、以降の文章はなくても構いません。なぜならこうした助言はこれまで書いてきた文章の中に含まれているはずだからです。

オススメは俺はこのようにしたが、もしかするとこうした方がよかったのかも? といったような内容。それはこれまでの文章の中には少なく、また誰かの参考になるという大義名分もより強い印象が残ります。

▼これからのこと。抱負

終わりよければ全てよし。物事はポジティブな方が気持ちいいですよね。「不人気につき終了します」とあるより「○○先生の次回作にご期待ください!」の方が言葉を受け取りやすく元気が出ると思いませんか?

このパートは今後の展望、将来について前向きに語る場所です。今後どうしたいのか? 退職エントリーを書くくらいですから、ご自身の未来を良くしようとする意欲があるはず。思い切って野望を語ってください。

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▼Amazonの欲しいものリスト公開

そして最後によかったらこれください。といった感じにAmazonの「ほしいものリスト」を公開します。これが退職エントリのお作法のようで、polcaという資金調達サービスを使っている人もいるようです。

私も公開したいところですが、あいにくそういったことをやっていません。誰か公開していたっけな? と探したところ、フリーランスで活躍している田ちゃんさんのブログにありました。すごいたくさん! 誕生日用ですかね。退職祝い的にちょっとしたものをあげたい時によさそうですな。


津田啓夢

津田啓夢

エディター。0歳で単身渡娑婆。一喜一遊、 一期は夢よただ狂え。ワクワクを食べて生きる人。演劇→写真→アート→メディア。企画、編集、動画、執筆&撮影、イラストのほか、イベントや広告企画なども幅広く手がける。趣味は手ぬぐい集め(地味)。

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