庄やでお馴染み大庄が、銀座にお肉のお店『ワイン食堂 寓』をオープンしました。庄やっぽさのないレセプションに行ってきたのでご報告します。結論から先に言えば、値段も味も手頃で普段使いしやすそうなお店でしたよ。銀座で同僚と店に困った、そんな時に使えそうです。
そうそう「ハイ、よろこんで!」の居酒屋でお馴染みのコールって、庄やが最初らしいですよ。この日のレセプションは、同じ席にキレッキレッな飲食店ジャーナリストがいたのでいろいろ面白い話が聞けました。
ちなみに今回の寓は、神田のRUMP CAP の姉妹店。前回のレポートと同様、トレタさんにお呼ばれしたものです。MIYABIのパンはこのレセプションでいただいたものです。
お店は地下。
こういうカジュアルにワインが飲める店は、神田のヴィノシティ マジス が発祥。大庄は、人気のワイン&肉の業態のいいとこ取りするのが得意なんだとか。そんなわけですっごい旨いというものではなく、値段も手ごろで見た目の食い付きがよいのが特徴だそうな。
っていう話は、前述のキレッキレッなジャーナリストさんの受け売りですw たしかにほっぺたが落ちるほどのお店じゃないんですけど、お店はきれいで入りやすいし、ワインとお肉の店に居酒屋感覚で入れるのでそれはそれで価値かなと。早速お肉が出てきましたよ。
ランプキャップという部位です。焼肉屋さんで「いちぼ」って名前で売ってる部分ですな。背中のお尻に近い方をランプ肉って呼ぶのですが、ランプキャップはさらにお尻に近いところの希少部位ですね。赤身で脂のバランスが良い部位なのでハラミが好きな人がきっと好きなはず。
こちらはサーロイン。ロインの中でも上等な部分なので、ナイトの称号「サー」をつけてサーロインって呼ぶんですよ。牛の腰当たりのお肉で、ステーキ肉としてあまりにも有名ですよね。関係ないけど、ビフテキってビーフステーキの省略じゃなくて、ビフテキっていうフランス語ってのは豆知識な。
どちらのお肉も和牛っぽい脂の旨味は感じなかったので、おそらく海外の牛さんでしょう。
このパクチーサラダおいしかったです。最近の飲食業界のトレンドはこのパクチーサラダなんだとか。しっかりトレンドを追っているかがわかる部分なんだって(受け売り)。
ちなみにチェーン店系では全てパクチーのお店はほとんどなくて、小松菜とかレタスを混ぜてカサを増すのが定番だそうな(受け売り)。寓はレタスが混ざっているパターン。パクチー過ぎなくてあっさりしている印象です。
このソーセージもおいしかったです。ジュワッと肉汁が出るヤツ。1人で食べるならこれとワインでいいかなって感じ。
ちょっと口を変えたくて生牡蠣。ブリンブリンで肉厚なやつではなくて、もやしっ子的ちょっと残念な生牡蠣でした。正直これはチェーン店っぽい普通さがしましたね。
予想外に美味しかったのがフレッシュなトマトでさっぱりできるピザ。お肉の重たさに飽きたらオススメ。
というわけで寓でした。1人3500円ぐらいの予算で4人で女子会するには丁度よさそうな店だと思います。ワインも2000〜2500円ぐらいの値段が良さげ。気軽さがいいので5000円払うなら他のお店の方に行くかなってとこだと思います。