年の瀬、KDDIの取材をしてきた。虎ノ門の新しい施設で働くロボットの姿をみてきた。
コンビニ・ロボ店員は10年後の当たり前? 5Gで加速する未来の暮らし、虎ノ門 KDDI research atelier
https://moov.ooo/article/5fe51ef8769b821e81f9e752
単純労働はどんどんロボットに置き換わるだろう。そのときコンビニ店員という職業はなくなるだろうか?
むしろよりプロフェッショナルな職業になるのではないか。自分はそう感じている。このロボットのように単純作業はロボット同士でやればいい。コンビニはもっとも住宅の近くに食い込んだ生活インフラとして、さらにできることが増えていくはずだ。
コンビニで行政サービスを受けたり、投票したり、簡易医療相談できたり、地域コミュニティのための施設になったり、交番が併設されていたり。個のニーズに対応するソリューションとして、ネットを補完するリアルの接点になるんじゃないだろうか。
もしかすると、ドリンク買うくらい自分でやれ、と考える人がいるかもしれない。もちろん買いたい人は買えばいい。ただ、使わなければならなかった時間が使わないでもよくなった時、作業から解放される。
今、掃除くらいでホウキでやれよ、洗濯くらいたらいでやれよ、そう思う人は少ないはずだ。テクノロジーが作業を人から解放したからだ。
また、ロボットが肉体となれば、それまで身体的に就業できなかった職業にも就ける可能性が出てくる。それは新しい働き方を生むかもしれない。
10年後はどんな世界になっているだろう? 未来への好奇心がどんどんわいてくる、そんな取材だった。