『消齢化社会』を読んだ

自分が手がけるメディアでもデモグラを使う。雑誌的な作りをすると、必ずといっていいほどデモグラを利用するのが一般的だろう。 年齢や性別、所得、職業、居住エリア、居住形態、家族形態など、統計情報を元にした…

安芸高田の市長会見がなんかすごいなって話

広島県の安芸高田市は、改革派の市長と議会の多数派が対立している。市長が進めた無印良品計画の道の駅出店を、議会が「議会軽視」として反対しプロジェクトが流れた。安芸高田市が全国的に知られることになったのは…

『人を動かすナラティブ』を読んだ

「ナラティブ」とは、物語や語りを意味する言葉だ。巧みに操ることで、人心を掌握しうる技術として、情報兵器の文脈で最初に知った。この本はそうした危険性だけでなく、ナラティブに人が動かされる仕組みや、その機…

雨は平日に頼むぞ

週末になると雨が降る。もはや「週末とは雨が降るものだ」と思っていた方がいい。そうすれば多少は残念に思う気持ちを抑えられるかもしれない。 「春雨」という食材がある。デンプンを麺状に乾燥させたものだ。春雨…

主人公な人になろう

気がついたら2023。1月も半ばを過ぎて、いつまで「本年もよろしくお願いいたします」と言うべきなのか不安になっている。 いきなりだが、今年は主人公を盲目的に背負える人になろうと思う。 世の中には、誰に…

目を背けたくなるメディアのお金のこと

メディアで儲けるのは大変だ。そんな話は自分がメディアに関わるようになった20年前からずっとそうだった。 面白いことを自由な裁量をもってやるには、それなりに稼ぐ必要がある。自分たちの暮らしの糧をほおって…

学びのDX、地方と都市部の教育格差

このあいだ、仕事で格差に関する意見交換の場にいた。識者の方々が様々な格差について話し合うものだった。 この中で、地方と都市部では大学を含めた教育格差があるという話になった。地方の収入では、都市部へ子供…

reCAPTCHA「私はロボットではありません」

ネットをうろうろしていると、表題の言葉に出会うことがある。reCAPTCHA(リキャプチャ)というセキュリティの仕組みだ。見たことがある人も多いと思うが、この仕組みはGoogleが提供している。 re…

アドビ税を無駄にしないために。 #video

今回はアドビについて。クリエイティブ関連職ではデファクトスタンダードともいえる製品群ではないでしょうか。しかし費用がかさむんですよね。どうせ使っているのなら「アドビ税」を取り戻すべく、いろいろ活用した…

メディアを生きる、戦略的じゃないマン

「メディア戦略をうかがいたい。」 そんな依頼があって困ってしまいました。なぜなら、 そんなんじゃないからです。 戦略とは、賢い方たちが互いの知と智を競い合うように語りあえばよいもの。そんな風に考えてい…

どうということはない。次に行こう

なに、どうということではないのです。 しばらくそっとしておいたら、いつの間にかmonolithに入れなくなっていました。 ならば、と復旧を試みるのがこれまででしたが、あいにくそこまで頭を悩ませる気力が…

映画『あすの花嫁』を観た。

吉永小百合と浜田光夫コンビの『あすの花嫁』を観た。1962年の日活作品。 吉永小百合が若さがはじける時代の作品。浜田光夫との共演は何度目なんだろうか。吉永小百合が生意気でかわいくて、もうそれだけで楽し…

映画『帰ってきた旋風児』を観た。

Amazon Prime Videoでマイトガイ小林旭の『帰ってきた旋風児』を観た。1962年の日活作品。 最初伝えておくと、帰ってくる前の旋風児シリーズを観てないのに、帰ってきてしまったw そのため…

私の御朱印帳

少し前、浅草・吉原から亀有に引っ越した。事業譲渡の何やらで心身ともにボロボロになり、諸々がひと段落したのちとにかく生活を変えたくなった。 台東区から葛飾足立へ 以来、葛飾区や足立区をウロウロすることが…

映画『無鉄砲大将』を観た。

Amazon Prime Videoにあった鈴木清順監督の『無鉄砲大将』を観た。日活の娯楽活劇らしいガチャガチャ感がよかった。1961年の作品。  https://www.amazon.co.jp/%…

日がな一日パチンコ

夕方、たまたまパチンコ屋さんの前を通りかかった。老若男女が皆、どこかかったるそうにパチンコ台に向かっていた。姿勢の悪さが気になった。 「しょーもない人たちだな」 瞬間的にそう思った。しょーもないかは知…

ヨノクサ

若者が世の中に不満を持つのは、極めて真っ当に若者している気がする。 しかし、こちらもなんとなくの不満を聞いているのもダルいので、そろそろ切り上げるつもりで、 「世間てうさんくさいない? なんか基本嘘だ…

なんか一瞬で一瞬だった

1年の1 / 4があっと言う間に過ぎてしまった。毎年この時期は一瞬だが、相変わらずアホみたいに一瞬だった。 一瞬 1月は、2月のイベントの準備で一瞬だった。 2月は、新宿の伊勢丹で行ったストアイベント…

妖精のしわざ

世の中の精、環境の精、人の精、いろいろな妖精がいる。 もちろん、それらの妖精が自分に悪さしていることも多いはずだ。だから、いたずら妖精を探すこと自体は、悪いことじゃない。 でも、ずっと妖精探しに明け暮…