シンプルに、型を意識する。

・寝る前に、本を読むのは子供の頃のからの楽しみ。
・子供の頃から、寝る前の読書が楽しみだった。
・寝る前に、本を読むのが楽しい。子供の頃からそうだ。

無限にある選択肢の中から、どういう順番で伝えるのがより良いか? を考える。これがクリエイティビティってやつなのだと思う。

プロはベターを素早く見つけられる人のことで、イケてるプロはベターをベストに感じさせている人だ。

なお、これはソリューションの話だから、文章だけでなく、映像もスピーチもそうだし、仕事とか作業全般に言える気がする。ベターを常に選択できているのか。その自信はないけど、悩むほどの不足認識はないから打率は良いと言えるのかもしれない。

この5年、シンプルに伝えよう。ってことをずっと言い続けている。それがベターへの近道だと思うからだ。

ちょっと慣れてくると、変化球を投げてみたくなる。野球でもボウリングでも、皆その傾向がある。

原稿もそうだ。型が身につくまではフォームを崩さない方がいい。ずっと型の定まらない人になってしまうから。

稀に個性で突っ走れる人もいる。そういう人はたいてい、情報をたくさん持っている。オタクや学者の場合もあるし、言葉のリズムのバリエーションが多い、コミュニケーション好きな人の場合もある。

型を身につけた方が早い。いやホントに早いのになぁと思いながら、日々人様の記事に赤を入れている。「シンプルに」と繰り返し伝えるだけ。それで改善されるとは思っていない。他人に言われてすぐに修正できる人は、そもそも型の習熟が早いからあまり言われない。こちらは、繰り返すのみ。やがてプロになると信じて。

と、いうことを風呂でぼんやり。いい湯だな。

メディアの編集長と事業責任者と、会社の広報を兼務している老害