こんなご時世だから特別なことではないかもしれないが、とあるメディアが配信停止を発表した。
配信停止
https://hbol.jp/242764?cx_clicks_art_mdl=1_title
7年もやっていたメディアなので、何か読んだことがあるかもしれない。扶桑社のWebメディアで、ユニークユーザーは250万。公称の数字ではあるが、UU250万のメディアでも終わる時代なのだ。少なからずショックはある。
書いたことがある
たしか、30代くらいのビジネス層をターゲットにした媒体だったかと思う。数年前、ハーバービジネスオンラインに寄稿したことがある。
執筆する際、客層を聞いてどんなものを提供すべきかを提案する。その時にお客さんのことを聞いた気がする。。。ちょっと記憶があいまいだがw
急ぎ仕事だった
この時の100BANCHの取材は、複数の媒体に書き分ける必要があった。テック寄りの媒体には技術的な面白さを、ハーバーさんには、時代のうねりやトレンドを意識した書き方にした(さすがにその辺は覚えている)。
なお、あまり執筆を受けることはない。普段はライターさんにお任せしてしまうか、仕事自体をライターさんにすべて振ってしまうことがほとんどだ。
たしかこのネタは取材の翌日納品。複数媒体向けに書き分ける必要もあった。普段からやりとりある方がライターが見つからず困っていたので、ひき受けることにしたのだ。
引き受けたタイミングからライターさんを探し、取材調整して内容を確認、締め切り管理する時間的余裕がなく、100BANCHには興味もあったので自分でやることにした。
100BANCH
記事を読んでもらえればわかるが、100BANCHをやっているパナソニックは取材当時、ビジネス的な成果を問わないプロジェクトとしてこの取り組みを仕掛けていた。
資本の余裕がなければなかなかできないことだし、社内理解を取り付けるだけで大変そうだ。未来を作るということに内部の理解者が多くなければできないだろう。
メディアの成果
メディアも未来や夢だけを描いて続けられたら素敵だと思う。どんなメディアも社会的な意義を感じてやっていることがほとんどだ。そこには夢と未来がつまっている。
ただし、僕らはビジネス的な成果も求められる。夢や未来を描きながら、一方で稼ぎもなければ続かない。描いた夢や未来がビジネス的な価値を伴わなければ継続できないのだ。
ハーバーさんが配信を停止する理由はわからない。しかし、稼げているメディアを停止させることはまずないだろう。
僕らも気を引き締めていかねば、ただそれだけのこと。それだけのことだが、危機感は常に持っていたい。