people sitting on gang chairs

映画『銀座旋風児』を観た。

Amazon Prime Videoで、小林旭の映画『銀座旋風児』を観た。1959年、日活配給。

https://www.amazon.co.jp/s?k=%E9%8A%80%E5%BA%A7%E6%97%8B%E9%A2%A8%E5%85%90&__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&crid=DQ6QVM55TGEK&sprefix=%E9%8A%80%E5%BA%A7%E6%97%8B%E9%A2%A8%E5%85%90%2Caps%2C246&ref=nb_sb_noss_1

帰ってきた方から観てしまったため、ちょっとなんだかわからなかった「旋風児シリーズ」の第一弾。小林旭扮する二階堂という男は装飾デザイナーだった。

日活の新人、当時小林旭はすごい人気だったのだろう。相性の「マイトガイ」を旋風児シリーズでは「銀座旋風児(マイトガイ)」とかなり強引に表現している。

マイトガイは、ダイナマイトのような男を意味する和製英語。現代の感覚では文脈がつかみにくいところはあるが、要するに「ダイナマイトボディ」などの表現と同様に「ものすんごい!」という意味合いのようだ。

旋風児シリーズ第一弾は、小林旭のかっこよさにかなりフォーカスされている。その中でいい味を出しているのが宍戸錠だろう。小林旭のかっこよさはどこか浮世離れしているが、宍戸錠は人間味をかたまりのような噛むほどに味が出そうなところがある。二人の配役はバランスがいい。

銀幕の世界にスターがスターとして存在していた時代はもうない。時代を愛しく思えた。

メディアの編集長と事業責任者と、会社の広報を兼務している老害