「カラダにピース。」「行くぜ、東北」などのコピー手がけた坂本和加さんの書籍を読んだ。言葉を見つけるためにプロダクトの根っこを探っていく作業が必要で、この根っこを探す作業はいろいろな仕事でとても大事な要素なのではないか。
編集者なので当然と言えば当然だけど、自分の仕事においても、言葉を探す作業がほとんどだと思っている。映像であれ、文章であれ、言語化できないと届かないことが多いと感じることが多い。
思えば、自分の振り出しはコピーライティングだ。学生時代、ソフトバンクのとある事業部で商品の売り文句をたくさん考えていた。言葉は自分を助けてくれるし、言葉が自分をデザインしてくれる感じがしている。
平易な言葉で書かれていて、とても参考になる一冊だった。