Netflixでなんとなく観た映画が面白かった。HEROESとX-MENを足して、異常とは? 普通とは? といったスパイスをふりかけたような作品だった。
邦題と原題
原題は『Freaks』。ドイツの映画のようだ。それが邦題だと『ママは世直しヒーロー』になる。とんでもないことだが、映画にはこの手のことがちょくちょくある。
ちょっと前に大ヒットした『アナと雪の女王』の原題は『Frozen』。かなりシンプルな印象じゃないだろうか。原題のままで、国内であれほどの「アナ雪」ブームになったのか、という気がする。
すごいかっこいい邦題が以下のサイトにまとまっていた。原題と見比べてみると、いろいろ違った作品に感じる。
https://enpedia.rxy.jp/wiki/%E7%A7%80%E9%80%B8%E3%81%AA%E9%82%A6%E9%A1%8C%E3%81%AE%E4%B8%80%E8%A6%A7
なんとなく懐かしい
『ママは世直しヒーロー』に話を戻す。低予算のインディーズ作品だと思う。簡単にストーリーを説明すると、主人公は町のレストランで働くウェンディ。夫と息子とつつましく暮らしていた。
ある日ウェンディは、ホームレスの男から「能力」について話を聞く。次第に能力に目覚めていくウェンディと、その周辺で起こる出来事。ウェンディは隠された秘密にせまっていくことになる。
『HEROES』の能力の目覚めと不安、『X-MEN』のヒーロー活劇と苦悩を予算の少ない中で実現したのだろう。80年代のアメリカ低予算映画を観ているような、なんとなく懐かしい気持ちになった。びっくりだが、2020年の作品らしい。
https://filmarks.com/embed/movies/92441
https://www.netflix.com/jp/title/81058434