12月10日、エッジの効いた方々をお呼びしてイベントを行った。当日の模様は動画にまとまっているので、年末年始の時間のあるときにでもご覧いただければ幸い。
僕らは常に変化の中にいる。自らの変化にかかわらず、世の中は常に変わり続けている。コロナはそれを白日の下にさらし、日常に変化を強要した。
bouncyでは、2019年に事業譲渡によって運営母体が変わった。5期目のスタートアップから、140年の老舗メディア企業へと移った。スタートアップに集まる人と、歴史ある企業にいる人は気質として大きく違う。
当時譲渡を指揮していたマネージャーだったこともあって、スタッフに「変化を肯定し続けられる人であれ」と声をかけ続けた。届いたかはわからないが、自ら変化に敏感でなければ、少なくとも世の中の変化に置いていかれる。少なくとも自分たちの働く場所が自分たちの場所ではなくなってしまう。
メディアは世の中の末席に身を置く、風見鶏のような存在だと思う。僕らは常に変化にさらされている。自身の変化にかかわらずだ。自分はニュース中心の媒体にいた期間が長いこともあって、その考えが強くある。
今回のイベントで、多くの人が変化を楽しみにしてくれたらと思う。タフでしなやかな人が世の中にあふれたら、きっと未来への冒険は今よりもっと楽しくなるはずだ。