green leafed plant on sand

僕らは幸せを提供している

なんのためにしているのか? なんのために仕事をしているのか? なんのために効率化しないといけないのか? なんのために人生の大半を費やしているのか?

暮らすために稼ぐなら、この仕事である必要はない。稼ぐだけなら、メディアでなくてもいい。にもかかわらず、20年以上もメディアの端っこにいる。

僕らは幸せを提供している。楽しんでくれる、喜んでくれる、そんな人の姿を想像しながら、未来がワクワクしてくる期待感を振りまいている。

先日、動画の編集を手伝ってくれている新人スタッフと話した。彼は元々、建設現場で親方をやっていた異業種の人だ。現場のお昼休み、彼はbouncyをよく観ていたという。コンビニ飯を食べながら、ちょっと先のライフスタイルになにがしかの夢を抱いていた。

僕らは未来への期待感、未来へのワクワクを提供している。つかみどころのないものを提供しているが、結局のところ、幸せを提供していると考えている。

ブロードウェイ・ミュージカル『アニー』では、恐慌により人々が希望を失う中、どんな苦境でも明日への夢を忘れない少女の姿を描いた。アニーは常に希望を失わなかった。歯を食いしばって困難に光を見つけた。

未来を悲観するよりも、未来をポジティブに捉えたい。眠れなくなるくらい楽しみだった海水浴の前日を思い出して欲しい。海水浴に限らず、それぞれにワクワクして眠れなくなる明日があったはずだ。

僕らはそんな幸せを提供している。そのために苦労し、くそったれ!と負けないように歯を食いしばる。

メディアの編集長と事業責任者と、会社の広報を兼務している老害

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