自分を育ててくれた(と、こちらは勝手に思っている)出版社にて、なんと自分がマンガになってしまった。憧れのマンガ家デビューならぬ、マンガ化デビューとでも言うのか。
内容は動画のマーケティング活用について。基本的な動画の話をさせてもらった。
見る人の心をつかむ動画制作・配信のポイントを教えてください!/動画メディアbouncy 編集長の津田啓夢さんに聞いてきた
https://webtan.impress.co.jp/e/2021/01/15/38023
最近、この手の動画の話をすることが多い。朝日新聞の社内でも、すでに何度もスピーチした。自分がお年寄りになった気がして、ちょっとさびしくもある。
インプレス
インプレスには11年間やっかいになっていた。学生時代にソフトバンク(現ガンホー)にいて、その後、学生フリーランスをやっていた。
美術の大学を卒業してから、世の中の学生は就職活動なるものをやると気づいた。しかし、時すでに遅し。卒業して数カ月後、アルバイトとして潜り込んだのがインプレスだった。
初日から記事を書き、初週から取材にかり出された。常に即戦力であることが要求され、すごくやりがいがあった。ストロングスタイルの会社なので、自分の軸を作るにはすごくいい組織だと思う。
自分を決めないで生きる
離れて8年くらい経つが、まさか取材されるとは思っていなかったし、ましてマンガになるとは想像していなかった。想像を越えてくる物事はいつだって刺激的だ。
昔、Hanakoと組んで特集をやった際、裏表紙(表4)でイラストにしてもらった。あの時より似ている気がするw
人生には思いがけず、花火があがることがあるようだ。マンガになるなんて、そうあることじゃない。「ネーム」と呼ばれるマンガ原稿も初めて拝見させてもらった。
取る(取材する)から始まる、撮る・書く・描く・話す・開催する。表現の形にとらわれず、自分のできることに固執せず、仕事を楽しんでいきたいと思う。