person holding canon dslr camera close up photo

この記事の内容は、近い将来消える。そんな「メディアの動画」の話

この記事の内容は近い将来に消えてしまう。メディアが終了を迎えるからだ。古巣の外資系メディアが紆余曲折あって17年の歴史に幕を閉じる。

https://www.beboundless.jp/press/corporate-announcement-02-15-2022

いろいろ新しい試みを行い、事業化もしてきたので思い入れもあるが、2018年に居心地のよいその場所を離れた。思い出深い動画を紹介したい。

時間がない人もこれだけは見て欲しい

日本のEngadgetが動画でやってきたことを短くまとめたものだ。動画の撮影や編集をしつつ、動画を事業化して稼ぐ必要もあったため、この動画を携えて営業もした。おもちゃ箱感がここに集約されている。

https://www.youtube.com/watch?v=I31HJ9AjlII&list=PLCOUcUf-2C_B_zaAz4so77RWbOrUUEYP7&index=53

よく見られた動画

賛辞を意味する「才能の無駄遣い」という言葉がある。まさにこのプロダクトはそれ以外ない。取材先はたしかニコニコ超会議だったか。

たまたま見つけたモミモミマシン。今見てもくだらなくて「いいぞ、もっとやれ!!」と応援したくなる。

https://www.youtube.com/watch?v=aIlNFoQk93U&list=PLCOUcUf-2C_B_zaAz4so77RWbOrUUEYP7&index=1

下の動画もよく見られた。まだ動画を主戦場にしておらず、記事の中の動画のプレゼンスを高めていたころのものだ。記事は国内でヒットし、動画は海外でどんどん広がっていった。動画がノンバーバルなコミュニケーションだとよくわかった取材だった。

https://www.youtube.com/watch?v=3vejWWwt4UE&list=PLCOUcUf-2C_B_zaAz4so77RWbOrUUEYP7&index=2

https://japanese.engadget.com/jp-2014-10-16-j-deite-no-transform-no-robot.html

こちらも動画を主戦場にしていなかった頃のもの。Pepperというロボットが日本に登場し、その第1号のユーザーを取材させてもらった。

https://www.youtube.com/watch?v=eyNBk_LyYHI&list=PLCOUcUf-2C_B_zaAz4so77RWbOrUUEYP7&index=52

https://japanese.engadget.com/jp-2014-09-21-pepper-1.html

動画ならではの動画

文章で伝えることを仕事にしていたので、動画で伝えることにはいろいろな学びがあった。こうした動画は動画が一番伝わる。記事でも伝えられるがどうしても直感的に届けることができない。

https://www.youtube.com/watch?v=kS6xc5h4DbI&list=PLCOUcUf-2C_B_zaAz4so77RWbOrUUEYP7&index=11

https://www.youtube.com/watch?v=uIqCQM7Tdu4&list=PLCOUcUf-2C_B_zaAz4so77RWbOrUUEYP7&index=49

https://www.youtube.com/watch?v=Nw3CbiQbO88&list=PLCOUcUf-2C_B_zaAz4so77RWbOrUUEYP7&index=90

https://www.youtube.com/watch?v=hoz0MCg6VKA&list=PLCOUcUf-2C_B_zaAz4so77RWbOrUUEYP7&index=79

解説の仕方も動画で変わった

発表を解説するのもテキスト時代とは大きく変わった。文章よりも動画と肉声は届く情報量が多い。こちらが意図せずに相手が受け取る情報が多いため、情報をどんどんそぎ落としていく作業が必要になる。

以下のような動画を工夫しながら掲載していったことは、話言葉で伝える機会が増えた今、とても役立っている。また、スピード感のあるコンテンツ提供の経験値がためらえた経験は大きかった

https://www.youtube.com/watch?v=kn5OvLVprr0&list=PLCOUcUf-2C_B_zaAz4so77RWbOrUUEYP7&index=68

https://www.youtube.com/watch?v=ADyw4eMizrg&list=PLCOUcUf-2C_B_zaAz4so77RWbOrUUEYP7&index=27

https://www.youtube.com/watch?v=VhxLZmqaAHQ&list=PLCOUcUf-2C_B_zaAz4so77RWbOrUUEYP7&index=51

https://www.youtube.com/watch?v=VCkE_q232ZA&list=PLCOUcUf-2C_B_zaAz4so77RWbOrUUEYP7&index=46

稼ぐ

メディアが事業として継続していくためには、稼ぐことが重要だ。メディアに関わる人はここを考えないプレイヤーも多い。

考えないで済ますには、考える人が別途必要になる、ということだ。そして、その分のコストも乗るということでもある。メディアの人は使命を背負って伝えることに突き進む。

ただし、突き進んでいられるのは、突き進むこと自体に価値が見いだされている場合のみだ。メディアにおける動画コンテンツ化、動画事業化では稼ぐということを常に考えながらやった。

多くのスポンサーから支援を得て、いろいろな冒険をさせてもらった。いくつか紹介する。

https://www.youtube.com/watch?v=E-RHs9fpug4&list=PLCOUcUf-2C_B_zaAz4so77RWbOrUUEYP7&index=43

https://www.youtube.com/watch?v=qeA5EQLBLO8&list=PLCOUcUf-2C_CYfhmWBv_g_VCfPWFxF3tZ&index=20

https://www.youtube.com/watch?v=yON-KNp9tjo&list=PLCOUcUf-2C_CYfhmWBv_g_VCfPWFxF3tZ&index=6

https://www.youtube.com/watch?v=5UFD04N5fgY&list=PLCOUcUf-2C_CYfhmWBv_g_VCfPWFxF3tZ&index=23

https://www.youtube.com/watch?v=rzalk8nDabQ&list=PLCOUcUf-2C_CYfhmWBv_g_VCfPWFxF3tZ&index=4

https://www.youtube.com/watch?v=INlf7J1ulJI&list=PLCOUcUf-2C_CYfhmWBv_g_VCfPWFxF3tZ&index=32

https://www.youtube.com/watch?v=8w3bSrG-xPw&list=PLCOUcUf-2C_CYfhmWBv_g_VCfPWFxF3tZ&index=46

https://www.youtube.com/watch?v=IlO1VjP1dN0&list=PLCOUcUf-2C_CYfhmWBv_g_VCfPWFxF3tZ&index=48

イベントの記憶

動画の事業化の前は、イベントの事業化に注力していた。文化祭のようなイベントを!と作ってきた数々の企画はコロナで対面コミュニケーションが減った今、かなり新鮮に映る。

https://www.youtube.com/watch?v=pCpp9PJf9BU&list=PLCOUcUf-2C_ByrvhFJ14D1ZgrqMPLhlhs

過去を振り返っているだけでは、過去にすがっているだけだ。過去が今につながり、今が未来につながる。これからも多くの人の記憶に残るものを届けていきたいと思う。

それにしても、消えてしまうのが残念でならない。ラストにはこんなイベントがやるようだ。現スタッフにねぎらいの言葉をかけていただけたら!

https://japanese.engadget.com/engadget-announce202203-030026559.html

 

メディアの編集長と事業責任者と、会社の広報を兼務している老害

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