浦和レッズのサポーター

浦和レッズのサポーターが批判されている。コロナもあって声を出しての応援は禁じられているが、またチャントを行ったようだ。

レッズを長く応援している。地元埼玉のチームだし、たまたまJリーグ開幕シーズンの試合を観たのがきっかけで、ずっと応援している。仕事にかこつけ、浦和レッズの記者会見に行ったのもスタジアム取材をしたのも一度や二度ではない。

浦和レッズは好きだが、同じ応援する仲間であるサポーターにはあまり良い印象は持っていない。Jリーグ開幕の頃からサポーターの柄が悪かった。ヤンキー風のサポーターが目立ち、負け試合だと帰りにサポーター同士で一触即発になっている姿もよく見かけた。

駒場や県営大宮の頃から、とにかく罵声が飛び交っていた。Jリーグ開幕当初、たしか中学生だったと思う。電車を乗り継いでスタジアムに行くと、毎回何だか怖かった。

刷り込みとは恐ろしいもので、お陰様で現在も浦和や大宮は治安の悪い怖い場所というイメージがある。それはレッズのサポーターのせいだ。

そういう怖い空気に慣れていたこともあり、大宮アルディージャの取材でスタジアム入りした際、空気が柔らかくてすごくびっくりしたのを覚えている。週末のサッカーをのんびり応援する。そんな空気が流れていた。

もちろん、マナーの悪いサポーターばかりではないことは知っている。試合に熱狂し、声援を送り、楽しかった！とスタジアムを後にするサポーターばかりだ。

本当に一部だと思っているが、荒っぽい人たちがいるということも、レッズサポーター自身が知っているはずだ。埼スタができて、よりたくさんの観客が収容できるようになったせいか、昔より荒っぽさは薄まったように感じている。

とはいえ、他のチームのサポーターからすると、レッズサポーターは苦手かもしれない。実際、そう言われたこともあるw サポーター密度が濃いエリアは自分も苦手ではある。

熱狂するサポーターがいる。それはレッズの誇りだ。勝てないもどかしさはすごくよくわかる。レッズには勝利が必要だ。

しかし、それは別として制御不能のサポーターはクラブ批判につながってしまう。クラブがメッセージを出して、積極的にコントロールしようとしなければ、エスカレートしていくんじゃないだろうか。

レッズサポのエスカレートした行為はこれまでもたくさん見てきた。ビッグクラブを目指す中で、サポーターもそれらしい振る舞いが必要な気がする。よりたくさんのサポートを得るために。