特別悩んでいるわけでもないが、玉ねぎを食べるとオナラがくさい気がしている。シュウマイやメンチカツなど、みじん切りの玉ねぎが入っている料理は特にくさい。
その犯人をひき肉ではないか、とずっと疑っていた。しかし、たまたまオナラの話になり、みんなから得た情報を総合すると、その原因は玉ねぎであると知った。
インターネットでざっと調べてみると、玉ねぎに含まれる成分は小腸で消化・吸収されにくく、大腸にまでやってきて腸内細菌のエサになる。この細菌がメタンガスなどを発生させるので、オナラが出やすいらしい。
さらに、玉ねぎは硫黄を多く含んでおり、これもまた腸内で悪臭となるガスを発生させやすい。インドールやスカトールという成分で、これは人間に限らず哺乳動物の便に含まれている。
さらにだ、そもそも肉類は腸内細菌の格好のエサである。シュウマイやメンチカツが特別なニオイを放つのも、そうした悪臭の連続パンチがあるのかもしれない。
なお、オナラをおさえるには腸内環境を整えるのが近道のようだ。ヨーグルトや納豆、味噌などの発酵食品のほか、食物繊維もよいらしい。
オナラをしない。という人がいるかどうかはわからないが、オナラをあまりしない人には「腸内環境ととのえてるねー」と褒めるべきなのかもしれない。