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不満の服

面白がれるか、ということをすごく重視している。もしかすると、面白がるというのは才能もあるのかもしれない。

ある人は世の中に不満を口にする。

また、ある人は今の仕事に不平を言う。

ほかにも、学校に文句がある人もいるだろう。

地域や会社、上司、家族、親族、友達、恋人、矛先はいろいろあると思うが、とにかくダメな理由を口にする人が世の中に多い印象がある。

文句を言ったって別にいい。不平や不満を口にして、自分が元気にやれるなら、それも「やり方」の1つな気がする。

けれど、結局それで自分が面白がれていないなら、不満の服を自ら着て歩いているようなものだ。

それでいいのか? と問いかけてくれる人もいないと思うが、周りに優しい人でもいたら問いかけてくれるかもしれない。そういう人は大事にした方がいい。

不満の服を着て、楽しくありたいと口にする人に出くわすと、

「まずその服脱いじゃったら?」

と思う。

メディアの編集長と事業責任者と、会社の広報を兼務している老害

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