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まだ11月だけど、今年一番の本に出会った『企画 「いい企画」なんて存在しない』

おそらく、今年一番しびれた本になると思う。もう、そう言い切っていい気がする。企画というものをすごく突いている内容だった。

企画職にあこがれている人にとって、楽しく読める内容だ。網羅されていて言葉が平易で受け取りやすい。

反対に今、仕事で企画する人にとってはかなり疲れる本になるんじゃないか。実力者が本質的なところを言及してくるので「自分はどうだろか?」がずっとついてまわる。

言葉は軽くて触りやすい。しかし、重みのある内容だ。こういう羊の皮をかぶった狼っぽい本は本当にやっかいだ。よくまとまっていて、読み応えがあるのも困る。

いやはや、良い本に出会った。この本が自分を育ててくれた出版社から出ていた。そこはちょっと誇らしくなった。あとは恐ろしかったw

メディアの編集長と事業責任者と、会社の広報を兼務している老害

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