おそらく、今年一番しびれた本になると思う。もう、そう言い切っていい気がする。企画というものをすごく突いている内容だった。
企画職にあこがれている人にとって、楽しく読める内容だ。網羅されていて言葉が平易で受け取りやすい。
反対に今、仕事で企画する人にとってはかなり疲れる本になるんじゃないか。実力者が本質的なところを言及してくるので「自分はどうだろか?」がずっとついてまわる。
言葉は軽くて触りやすい。しかし、重みのある内容だ。こういう羊の皮をかぶった狼っぽい本は本当にやっかいだ。よくまとまっていて、読み応えがあるのも困る。
いやはや、良い本に出会った。この本が自分を育ててくれた出版社から出ていた。そこはちょっと誇らしくなった。あとは恐ろしかったw