安芸高田の市長会見がなんかすごいなって話

広島県の安芸高田市は、改革派の市長と議会の多数派が対立している。市長が進めた無印良品計画の道の駅出店を、議会が「議会軽視」として反対しプロジェクトが流れた。安芸高田市が全国的に知られることになったのは…

『人を動かすナラティブ』を読んだ

「ナラティブ」とは、物語や語りを意味する言葉だ。巧みに操ることで、人心を掌握しうる技術として、情報兵器の文脈で最初に知った。この本はそうした危険性だけでなく、ナラティブに人が動かされる仕組みや、その機…

目を背けたくなるメディアのお金のこと

メディアで儲けるのは大変だ。そんな話は自分がメディアに関わるようになった20年前からずっとそうだった。 面白いことを自由な裁量をもってやるには、それなりに稼ぐ必要がある。自分たちの暮らしの糧をほおって…

メディアを生きる、戦略的じゃないマン

「メディア戦略をうかがいたい。」 そんな依頼があって困ってしまいました。なぜなら、 そんなんじゃないからです。 戦略とは、賢い方たちが互いの知と智を競い合うように語りあえばよいもの。そんな風に考えてい…

どうということはない。次に行こう

なに、どうということではないのです。 しばらくそっとしておいたら、いつの間にかmonolithに入れなくなっていました。 ならば、と復旧を試みるのがこれまででしたが、あいにくそこまで頭を悩ませる気力が…

打席に立つ人

最近、編集部内の担当変更をした。ライターさんやクリエイターさんのとりまとめ役になったスタッフに言われ、ふと気づいた。 「もうちょっと続ければできるのに、その手前で離れていく人って多いんですね。」 ライ…

全ては幸せのため

昨日は配信企画、今日は研修講師、自分なりに熱弁をふるってきた。わりとノドを使ったようだ。 話した内容はメディアのこと、動画のこと。最近はそればかりになっている。そして、考えるほどにシンプルな言葉がしっ…

お金に換えているか? 自問自答の日々

願えば誰もが作り手 いろいろなツールを誰もが使えるようになって、人口における制作力は格段に上がっている。CGMなんて言葉はいまさら誰も使わない。 記事であれイラストであれ動画であれ、いまや誰でも作れる…

軸を持つ

メディアをやっていれば、さまざまなトラブルに出くわすことがある。トラブル自体は事故のようなものなので、自分が原因のこともあれば、外からの場合もある。 いずれの場合も、重要なのは自分の軸を持つことだ。自…

若者はモノを知らないが、年寄りよりマシ

若者はモノを知らないので受け売りが多い。まるで実感がない文章などは、その根拠を問う。すると、漠とした世の中の論調を根拠にしている場合がある。 ソースは全てWikipedia まだ出版社にいたころ、新卒…

「……そうなんすよねぇ。」が強すぎる

ライター、ブロガー、ビデオグラファーなどになってみたい人はたくさんいる。なってみたらいいと思うが、多くはなってみる前に諦めているように思う。 諦めている人の多くは、どうしたらいいかわからないと言う。や…

好きだから、でも……

好きだから続けている。ただ、メディアを続けていくことはとても大変だ。 好きなことを続けるために、稼ぐことも続けている。ただ、メディアをビジネスとして成立させるのはとても難しい。 大変と難しいが交互にや…

マンガ化されました。

自分を育ててくれた(と、こちらは勝手に思っている)出版社にて、なんと自分がマンガになってしまった。憧れのマンガ家デビューならぬ、マンガ化デビューとでも言うのか。 内容は動画のマーケティング活用について…

津田啓夢(23)、カッコの中身

少し前、記者に氏名の後ろにどうして()をつけないのか質問された。 新聞記事や週刊誌などの記事にある 津田啓夢(23) というやつだ。通常それは年齢を意味する。 記者からすれば、長年付けてきたというのも…

僕らは幸せを提供している

なんのためにしているのか? なんのために仕事をしているのか? なんのために効率化しないといけないのか? なんのために人生の大半を費やしているのか? 暮らすために稼ぐなら、この仕事である必要はない。稼ぐ…

見たいものしか見ないでいい時代

言うまでもなく世間には情報があふれていて、欲をかかなきゃそこそこの暮らしがそこそこに実践できる。人は見たいものしか見ないで済む時代に生きている。 恐る恐るのぞき込むこともできる一方で、目をそむけること…